先週はたっぷりとお休みをいただき、人生初の完全に美容の入らない旅をしてきました。
と言うのも、今までは、何かしら現地の美容を吸収する旅行しかしたことがありませんでした。
(新婚旅行でさえ、美容の学びを取りに行っていました)
ですので、今回の旅は研修ではありません。
完全に美容ノーカットの旅です。
今日のブログは、今回の旅で体験したこと、感じたことをつづりたいと思います。
感じたことがたくさんありすぎて、今からすでに相当な文字数、時間がかかるのでは?と予想しておりますが、書き進めていきたいと思います。
(ハードそう!(笑))
ですので、お時間がある方はぜひどうぞ!
(美容とは一切関係のない話であることを、事前にお伝えさせていただきます。)
今回セレクトした場所はたくさんの命が共存している島、大自然のボルネオ島!
ボルネオ島は、一つの国ではなく、インドネシア、マレーシア、ブルネイの
3か国で別れている島ですが、私たちはマレーシア領土のサバ州に行ってきました。

ちなみに3つの国の領土に分かれているのは、世界でボルネオ島だけだと聞きました。
面白いですね。
この辺なら、松本市と安曇野市、塩尻が同じ日本ではなく、3分割した違う国って感じかな?と
想像してみました。
かなり不思議な感じがします(笑)。
帰ってきた今、何を思っているかというと……
「また行きたい。なんなら、今すぐ行きたい!!」
こんなにも心が満たされる旅になるとは、出発前には想像していませんでしたね。
海がきれいだった。
自然が豊かだった。
珍しい動物や植物に出会えた。
もちろん、その全部が素晴らしかったのですが、それだけでは説明しきれないんです。
驚いて、少し怖がって、また固まって、大笑いして!
おいしい食べ物に目を合わせて、言葉が通じたことに喜んで。
そして、その一つひとつを楽しんでいる自分に、私たち自身がいちばん驚いた旅でした。
旅の楽しさは、ボルネオ島に着く前、機内から始まっていました。
スタートダッシュは菅原さん!
菅原さんの隣に座っていた、シンガポールの若い男性お二人。
お一人が、日本で買ってきたのでしょうか、Canonのカメラの操作に苦戦していたんです。
その様子を見ながら、なんだかウズウズしている菅原さん。
きっと、
「それ、私ならなんとかできるかもしれない…!」と思ったのでしょう(笑)。
普段はシャイな彼女が、自分から声をかけて、カメラの操作を手伝ってあげていました!
英語は話せなくても、目の前で困っている人の役に立てることがある。
その彼女の気持ちから、交流が始まりました。
そのときの写真が、こちら!

機内でのお兄さんたちとの写真

このお二人なんですが、とっても感じがよくて、笑顔が素敵で、しかもカッコいい!
お話を聞くと、なんとシンガポールの警察官でした。
休暇で、日本とボルネオ島を回っているとのこと。
普段から鍛えているそうで、なるほど!だから体つきまでカッコいいわけだ!
でも、何より心に残ったのは、その人懐っこさと優しさでした。
めちゃくちゃフレンドリーで優しい笑顔なんです。
機内でもたくさん話しかけてくれて、写真をいっぱい見せてくれて。

コタキナバル空港に到着してからも、入国審査まで一緒になり、ずっと私たちに話しかけてくれるんです。
あとで菅原さんと、
「20代の若いお兄さんたちが、私たち中年世代に、話にこんなに付き合ってくれるなんて、優しいよねぇ!」と、しみじみ話しました。
ただし、私の英語は、しみじみしている場合ではありませんでした……(汗)。
今回、いろいろな場所で「どこの国から来たの?」と聞きたくて、英語で話しかけたのですが、
これが、なかなか通じない!!
このお二人にも、二度言ってみたものの、伝わらず。
しかも簡単なフレーズ
「Are You From」ですよ?
自分の発音を呪いたくなりながら、最後は、
「I’m Japanese!」と、自分から名乗る作戦に変更(苦笑)。
すると、「ああー!」という感じで、相手も自分の国を教えてくれる。
よかった!
なんとか、知りたいことがわかった!!
横では菅原さんが、「また通じてない……」とでも言いたげな苦笑い(笑)。
あんなに文法を勉強してきたのに!
信じられないほど出てこない!
机の上では答えられることが、目の前に人がいると、まったく出てこないんです!
頭の中にあるはずの英語は、どこへ!?
でも、お兄さんたちは話しかけてくれる。
私も、話したい。
もう最後は、文法を組み立てる余裕などなく、知っている単語を、ひたすら並べる!!
きっと、話の半分も理解できていなかったと思います。
もしかしたら、2割くらいだったかもしれません。
それでも、楽しかったんです。
少しわかっただけでも、少ししか伝わらなかったとしても、同じことで笑えた。
その一つひとつが、こんなにうれしいなんて!
まさか50歳を過ぎて、英語で人とつながる世界に、ほんの少しでも入れるとは。
勉強してきて、よかった~!!!
そして、もっともっと話せるようになりたい!
帰って来てから英語を頑張りたい気持ちが、ますます高まりました。
まだまだ、お恥ずかしいくらい超初心者レベルですが、それでも去年の私よりも進化していること、
昨年、クアラルンプールでカザフスタンの人から話かけて頂いたときにフリーズした時よりも、
成長している自分がうれしかったです。
また、試験の正解、点数とは違う、目の前の人と気持ちが通じる喜び。
その楽しさを、お二人に教えてもらった気がします。
そして、きっかけを作ってくれた菅原さんにも感謝!
そして、人と気持ちが通じたうれしい瞬間は、地元の食堂でもありました。
訪れたのは、地元の方が利用する、中華料理とマレー料理が混ざった食堂。
私たちは、塩焼きそばとトムヤンクンを注文したかったのですが……
ここでも、正確に注文することができず(笑)。
運ばれてきたのは、
大盛りサイズのトムヤンクンが、二つ、ドン!!

そして、焼きそば!
目の前に並んだ料理を見ながら、「これ、食べられるかな……?」と、思わず顔を見合わせた私たち。
(トムヤンクンがただのスープではなく、これはなんと麺が入ったトムヤンクンラーメンだったのです!)
でも、一口食べた瞬間、「おいしーーーーい!!!」
また、二人で目が合いました。
今度は、「これ、おいしいね!!」のアイコンタクト!
どうやら私の声が、なかなか大きかったようで(笑)。
店主さんも、ウェイトレスさんも、こちらを見て、ものすごいビッグスマイル!!
だから私も、同じくらいのビッグスマイルで交わす!!
マレー語はわかりません。
でも、あの瞬間は、
「すごくおいしい!」
「喜んでくれて、うれしい!」
そんな気持ちが、笑顔で会話しているように感じました。
注文はうまく伝えられなかったのに、おいしい気持ちは、しっかり伝わった。
そういうのが、なんだか、たまらなくなる!
いいんですよね~。
英語が通じなくて苦戦する私。
英語が話せなくても、カメラを手伝えた菅原さん。
言葉がわからなくても、笑顔が通じた食堂。
伝わり方って、一つではないんだと、普段は感じない感覚をダイレクトに感じる瞬間が旅の醍醐味の気がします。
食堂のおいしさを満喫したり、
BIGロブスターもバクバク!!

地元の市場の食材の面白さも堪能してきました。
私は食べたことがないのですが、ここでは豚の鼻、耳もしっかりと食べるそう。
きれいに切り取られている豚さんの顔をまじまじと眺めながら、耳の中まで観察してきました。



(皆さんは、鼻を食べたことがありますか?)


(私、相当手が大きいのですが、それでも収まらないほど大きなアボガド!)
そして今回の旅は、人との出会いだけでなく、自然との出会いも、驚きの連続でした。
まず、船乗り場から宿泊先のモアナへ向かう、高速の船。
これが、なかなかの迫力!!
ありえん!と思うほど、グワンッグワンッと縦揺れが激しく体が海に投げ出されそうになるんです。
「えっ、大丈夫!?」
「これ、横転しないよね!?」と、私たちは内心、ヒヤヒヤ。
でも、途中で思ったんです。
「もう、運転手さんにお任せするしかないわよね!!」
相当やんちゃそうなお兄ちゃんたちでしたが、お任せするしかない!と。
自分ではどうにもできない。
だったら、ここは任せよう。
そう腹をくくれたことにも、自分でびっくりしました。
昔の私なら、到着した途端、「もう乗りたくない!!」と言っていたかもしれません。
それが今回は、旅を終えてみれば、「また、彼らにお願いしたいなぁ」と思っているんですから、不思議です。
そして、ヒヤヒヤしながら船でたどり着いた先に待っていたのは___________!!!
ものすっごくきれいな、エメラルドグリーンの海!!!

ここは、センポルナ沖にある水上ヴィラ、モアナ。
海を見た瞬間、さっきまでの船の怖さが吹き飛びました。
私がこれまで生きてきて、旅してきた中で、間違いなくNo.1の美しさ!!

「きれい」という言葉では、全然足りない。
目の前に、本当にこんな色の海が広がっているなんて!
菅原さんは、ずーーっと、「天国だ! 天国だ!!」と大騒ぎ(笑)。
かと思えば、感動したのでしょう、目を赤くしているときもあって。
その姿を見ながら、私まで胸がいっぱいになりました。
海の上に建つヴィラの周りには、すぐ隣に別の建物が並んでいるようなこともなく、ぐるっと見渡す限り、美しい海。
どちらを向いても、海、海、海!!

そして、オーナーさんもスタッフさんも、優しさにあふれているんです。
この海の美しさに、人の温かさまで加わって、なんとも居心地がいい。
もう、到着してすぐに、「ここ、好きだなぁ……」と思っていました。
そして、海に入ってみると……「ここは温泉か!!」と思うほど、温かい(笑)。
ずっと入っていられるほどの、心地よさ。
到着早々に、シュノーケルセットをお借りして、そこから私たちは、すっかり海の住人になりました。
顔をつけると、そこにはまた、別の世界が広がっていて!
たくさんのサンゴ。
イソギンチャク。
カラフルなお魚たち。

「何かいる!」
「あれ、何だろう!?」
夢中になって探していると、時間があっという間に過ぎていくんですよ。
そして、菅原さんが先に見つけたのが、
ニモ!!
イソギンチャクの間から、ひょこっと顔を出したり、隠れたり、よく見ると、あっちにも、こっちにも!
かわいい!! とにかく、かわいすぎる!!!
こんなに近くで、この子たちの暮らしをのぞかせてもらえるなんて。
一度見つけると、もう目が離せません。
私たちは、それぞれ不思議な生き物を発見しては、
「こっち、こっちーー!!」
「見て、見てーー!!」と、大きな声で呼び合っていました。
水中では話せないから、今度は指さし(笑)。
あれ!
そこ!
見えた!?
伝えたいことが多くて、海の中でも忙しい私たちです。
サメ(始めイルカかと思っていた)の姿を見つけて「見た!??」と騒いだり
ウミガメに出会って大興奮したり!
図鑑や映像で見ていた生き物たちが、今、同じ海の中にいる。
自分のすぐ近くを泳いでいるそのことが、何度見ても不思議で、面白くて。
疲れたら、いったん海から上がって休憩。
でも、少し休むと……「また、入りたいなぁ」となるんです(笑)。
中毒性半端ない!
と言うのも、私たちが休んでいる間も、あの海の中では、あの子たちが泳いでいるわけですから!
さっきとは違う生き物がいるかもしれない。
もう一度、ニモを見たい。
ウミガメに会えるかもしれない。
そう思うと、じっとしていられない。結局、滞在中は何度も海へ。
朝から起き抜け早々に、ドボンしてました!(笑)
まるで朝風呂のように。
早朝海活動中の菅原さんはこちら↓(小さっ)


私はと言うと、シュノーケリングの跡がここまでくっきりと!
始め、なんの模様だろう?何かにかまれた?と心当たりを振り返りました。
答えはシュノーケリングの道具の跡だということが判明した時、一気にブルーな気分に…。

ここ数年で、最後にシュノーケリングしたのが、3年前。
その時には、こんなに跡が残ることはなかった。
3年分の老化、肌にハリがなくなると、こうなるのか?と分析しつつも、
シュノーケリング後におしゃれするような事は今後やめようと決めました。
もし、これがハワイとかで、夜におしゃれしてディナー行くとなったら慌てただろうけど、
今回は海の上、どこにも行く場所はない!と思えて、改めてこの島をチョイスして良かったーと安堵しました。
でないと、ブルーな気分、5分ではすまなかったはず!(笑)
消すための対策に時間を取られていたはず。
さてさて、
最後は、チェックアウトの時間ギリギリまで海に入っていたほど、シュノーケルにはまりました!!
でも、モアナのお楽しみは、海だけではなかった。
なんと、このヴィラには……人懐っこい美猫ちゃんが、3匹も!!
しかも、お部屋に入ってくるんです!
初日の夜、泳ぎ疲れたのか、私が先に寝入っていると、菅原さんが、
「起きてください!!!
すごくかわいい猫が来ました!!!」と、起こすではありませんか。
「はぁー……?」寝ぼけながら見てみると……
本当に、猫ちゃんがトコトコやってくる!!
えっ、ここ、海の上ですよ!?
お部屋に猫ちゃんまで遊びに来るんですか!?

昼間はニモやウミガメに夢中になって、夜は猫ちゃん。
なんて忙しくて、幸せな場所!(笑)。
外に出ていくまで見守っていると、今度はお部屋の外で、ゆったりと寝そべり始めました。

その姿が、また美しくて。

夜のライトに照らされた、ふわふわの毛。
くつろいだ姿。
その向こうに広がる、夜の海。
昼間のエメラルドグリーンとは、まったく違う景色です。
「夜は夜で、こんなにきれいなんだ……」
眠っていたところを起こされたはずなのに、すっかり見入ってしまいました。

写真を見ると、あの夜の気持ちまでよみがえってきます。
海が美しくて、人が優しくて、猫ちゃんまでくつろいでいる。
菅原さんの「天国だ!」が、何度も頭に浮かびました。
そして、ふと思いました。
この旅では、キナバル山の雄大な景色や、力強く生い茂る植物を見ていたのに、今は、こんな海の真ん中にいる。

同じボルネオ島を旅しているのに、まるで別世界。
山には山の命があって。
森には森の命があって。
海の中には、また、こんなにもたくさんの命がある。
なんて、豊かな島なんだろう。
見たいものが、まだまだある!
会いたい生き物が、まだまだいる!
こんなにも夢中になって、時間を忘れて過ごせることにただただ感謝。
帰る時間が近づいても、名残惜しくて、何度でも海を見てしまう。
飽きることがない。
また来たい!
ヒヤヒヤしたあの高速の船に、また乗ってでも!

なんなら乗りたい!
そう思える場所に出会えたことが、本当に幸せでした。
そして、そして、今回最大に楽しみにしていたワニの話もさせてください!!
ガイドさんからは「ワニに遭遇するのは難しいかなぁー」と聞いていましたが出会えました!
と言うよりも、私、謎の自信があったんです。
絶対に遭遇出来るはず!!と。
願いが通じ出会えたワニがこちら↓クロコダイルです!!!

目の前にいるのに、じっとしていて、動かない。
あまりに動かないものだから、一瞬、「少しなら、触れたりするのかな……?」
なんて好奇心が頭をよぎったのですが、いやいや、待て待て。
絶対にダメでしょう、私!!
ガイドさんからも、それ以上近づかないように注意されていた、その矢先。
ワニが、一瞬で動いたんです。
速い!! とんでもなく速い!!!
さっきまでの静けさは何だったの!?心臓が止まるかと思いました!!!
目の前にいるのは、野生の生き物。その迫力は、画面で見ているだけではわからないものでした。
好奇心はあっても、距離は守る。
これは、しっかり肝に銘じました。
かと思えば、今度は巨大なダンゴムシのような生き物との出会い。
見たところ、余裕で10センチ以上はありそう!

そこで私が気になったのは、
「これ、本当に丸くなるのかな?」ということでした(笑)。
気になってタッチしてみたら……
丸まった!! 本当に丸まった!!

あんなに大きいのに、日本で見る小さなダンゴムシと同じように、くるっと!!
もう、おかしくて、大笑い!
大人になっても、こんなに、まさかダンゴムシで夢中になれるとは!
(ちなみにこの貴重な丸まったダンゴムシショットを、「すごいでしょー!」と娘に見せたら、「手で触ったのか?と聞かれて「そうよ」と答えたら、「気持ちが悪い!」となり、なんだかトホホの気持ちになりました。つい最近までは「かわいい!」と言って触っていたと思うのですが。娘の変化を感じた意味でも、私にとって生涯の貴重画像となるでしょう。)
今回は、ネイチャー旅行のせいか、知りたい!見てみたい!
どうなるのか、確かめたいの気持ちが止まらない旅でした。
もちろん、動物や植物以外にも驚きはあります。
トイレに入ったら……便座がない。
一瞬、固まる私。
「……さて、どうするか(笑)」と、こういうことも、あったんですよね。
その場では戸惑うのに、帰ってくると、なぜか話したくなるネタになるのが不思議。
旅の思い出って、予定どおりに快適でなかったことのほうが、後から笑いが止まらない!
そしてワニ同様に、本当にうれしかったのが、ラフレシアとの出会いでした。
あの、図鑑で見ていたラフレシア!
スタッフルームにあるカレンダーにもラフレシア。
世界で一番大きな花。

私たちが訪れたタイミングで、ちょうど咲いていたんです。
ガイドさんに、「ついていますね!」と言われて、二人で大喜び!!
目の前にある花は、まさに図鑑で見た、あの姿そのもの。

「本当に、この花が咲いているんだ……!」
写真では知っていたはずなのに、リアルだからこそわかることがあって楽しかった。
それは、匂い!
実際に感じた匂いの強烈さに、またびっくり!!
見た目だけでなく、匂いまで含めて、忘れられない花になりました(笑)。
知っていることと、その場所に立って体験することは、想像をはるかに超えてくる。
そして楽しみにしていたジャングルツアーに出発!
野生のテングザルを探した時間も、忘れられません。
どこ?
あの木?
今、動いた!?
必死に目を凝らす私たち。
ここで活躍するはずだったのが、菅原さんがセレクトした双眼鏡。
ところが……見えない(笑)。
うまく使えず、あれこれやっているうちに、
「あれ? iPhoneのズームのほうが見えるんじゃない!?」ということに。



機内では、あんなにもカメラの操作に詳しく頼もしかった菅原さんですが、双眼鏡はイマイチ!(笑)
準備してきた双眼鏡より、いつものiPhoneが大活躍でした。
そして、虫除けスプレー。
リバークルージングは、夕方出発と言うこともありますし、ジャングルに入るから、
虫対策は念入りにと読んでいたんですが。
ただ、顔にはスプレーしていなかったら、見事に顔だけ3か所も刺される私!!
しかも、眉間に大きな腫れ。
なぜ、よりによって、そこ!?
一方、菅原さんは刺されない。
「私、もともとあまり刺されないんです」と言うのですが、「えっ、なんで!?」と思いつつ、今回はそこで終わり(笑)。
いつもなら理由が気になって調べていたかもしれません。
でも、そのときは、眉間を腫らしている自分までおかしくて。そして強烈に痒くて。
まあ、いいか~
それより、次は何が見られるんだろう!?とワクワク、そんな気持ちで過ごしていました。
振り返ると、本当に、全部面白かった。
多少怖気づいてしまうことも。
一瞬固まったことも。
うまく注文できなかったことも。
英語が通じなくて、もどかしかったことも。
その場では必死だったのに、今はどれも、誰かに話したくなる思い出です。
でも、今回、私たちの心にいちばん深く残ったのは、そうした出来事を楽しんでいる、自分自身の変化なんだと思います。
若い頃の私は、キラキラした場所や都会が大好きでした。
洗練された街並み。
おしゃれな空間。
便利で、快適で、素敵なものがそろっている場所。
そういう場所に心が躍ったし、今でも好きです。
でも、今回の旅では、昔の私ならきっと、「ここには絶対に住めない!」と思ったであろう風景を見ながら、
「ここで私暮らせるわ!」と、自然に思っていたんですよね。
無理にそう考えようとしたわけではありません。
気づいたら、そうなっていたんです。
きれいに整った場所ばかりではありません。
汚れや、汚さが目に付く場所、日本の感覚では戸惑うこともあります、たしかに。
でも、以前ならそこで「ちょっと嫌だな」と感じた部分が、今はないんですよ。
「まあ、こういうこともあるよね」
「ここでは、こういう暮らしがあるんだな」
そう思いながら、そこにある景色や、人とのやり取りが楽しい。
「きれいだから好き」から、
「きれいだけではないけど、ここが好き」だなぁ。
好きになれる世界が、広がったのか、
嫌いがなくなったのか、どっちなんだろう?
海の中の魚も、生命力溢れる植物も、野生の動物も、
そこに暮らす人たちも。
ボルネオ島だけで30種以上の民族がいることにも驚き、面白い。
ガイドの方が1年ほど日本に住まれたことのある方でしたので、思わず聞きました。
「日本は単一民族で驚きませんでした?」と。
そうしたら、「はい、同じで驚きました」と答えてくれました。
(正確には、単一ではありませんが)
私たちが目にしたボルネオの風景には、その違いがいっぱいにあふれていて、命そのものに心を動かされました。
同じではなくていい、違うからこそ、面白い!
タワウ空港からクアラルンプールへ向かうエアアジアでは、女性の客室乗務員さんたちにも目が釘づけ!

制服こそ同じなのに、ヘアメイクの個性が半端ない!!
私が見た3人は、誰一人髪をアップにしていないんです。
ロングのドレッドヘアに、ハイトーンのブリーチロング、黒髪のエキゾチックなロング!
メイクも、まるで舞台メイクのように華やかで、パンチがある!!
そして、仕事ぶりはキビキビ。
それが、なんともカッコいいんです!!
統一された美しさも素敵。
でも、それぞれの個性が輝いている姿も、こんなに素敵なんだなぁ!
ここでもまた、「違うって、いいな!」と、感じとことん面白かったです。
違う国で暮らし、違う言葉を話していても、カメラ一つから交流が始まったり、おいしい料理を囲んで笑顔が通じたりする。
全部わからなくても、一緒に笑える。
少ししか話せなくても、出会えたことがうれしい。
そんな時間を、楽しめました!
深く息ができる、リラックスできる。
その一方で、
「わあ、すごい!」
「何これ!?」
「もっと見たい!」
「もっと話したいね!」と、心が忙しく動いている。
心からくつろいでいるのに、
心は、気持ちがいいほど動いている。
その両方が、今回の旅にはありました。
そして何よりうれしかったのが、
そんなふうに違いを楽しめる自分に、いつの間にかなっていたこと。
「受け入れなきゃ」と頑張らなくても、自然に受け入れられるものが増えていた。
「これもいいね」
「こんなのもあるんだ!」
「それも、面白いね」と思えるようになっていた。
違いを楽しめると、生きるのが楽になる気がします。
とは言え、頭にくることも多々ありますが(笑)。
これから行きたい場所も、会いたい人も、やってみたいことも、まだまだある。
英語だって、もっと話せるようになりたい。
次に誰かと出会ったときには、もう少し相手の話をわかりたいし、私の気持ちも、もう少し伝えたい。
20%超えて半分分かるようになるのが、目標です。
そう思うと、ますます後半の人生が楽しみ。
これからもっと楽しく、
もっと楽に生きていけそう。
旅先で、そんなふうに自分たちのこれからを楽しみに思えたこと。
それが、今回いちばんのお土産だったのかもしれません。
ボルネオ島。
思い出すだけで、胸がいっぱいになります。

菅原さんと、帰国後毎日この話になります。
お腹を抱えて、何度も思い出しては笑っています。
また、あの場所に行きたいですね!
あの空気の中で、深ーく息をしたい。
もちろん、あの地元の食堂にも、また行きたいです。
次は、もう少し上手に注文できるはず!
でも、また大きなトムヤンクンラーメンが二つ出てきても、
菅原さんと、それはそれで笑ってしまいそうです(笑)。
最後になりましたが、今回、社員旅行のお休みをいただきましたこと、心から感謝申し上げます。
お休みに合わせて、ご予約やお買い物の予定を調整してくださった顧客様。
いつもアリュールに足を運び、私たちを支えてくださっている顧客様。
皆様のおかげで、菅原さんと二人、こんなにも豊かな時間を過ごすことができました。
本当にありがとうございます。
こうして旅に出られることも、
帰ってきて、またお客様をお迎えできることも、
「ただいま」と言える家族がいることも。
帰ってきた今、そのありがたさを、しみじみと感じています。
この旅で満たされた心と、たくさん笑った元気を持って、またお一人おひとりのお客様に、丁寧に向き合っていきたいと思います。
かけがえのない時間を、本当にありがとうございました。

この記事書くのに7時間かかりました。
夢中で書いていました!
お読みいただきありがとうございました。